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中国語ブログへのアクセス数は百万突破

   阿毛博客(中国語ブログ)へのアクセス数は累計100万を突破した↓
    http://blog.sina.com.cn/m/maodanqing

 ひとつ思い当たることがある。いったい一個人の、そんな高いアクセス数のブログを普通の読者が読む必要があるのだろうか?昔、手紙のような通信手段しかない時代とくらべて、この地は何百倍も複雑したわけでもないだろうが、パソコンは何十人何百人もの専門家が共用していたのである。そんな時期にわれわれはほぼ何も知らずに、同じ様な凡々たる日常生活を送っているではないか……。

 たが、パソコンは見事に現代社会に「使いやすさ」という回答を示してくれた。いまや、ブログも普通の人のツールとなったため、ただ書くだけでは駄目である。何より、中味のある内容でなければならないのである。

 今後は文字記号だけでなく、画像や音声、さらに動画映像などをヒューマン・インターフェイスとして使いたいと思う。論理・理性よりは直感・感性に訴えるインターフェイスなのである。

 僕の日本の日常を一つ一つ解きほぐすように知っていく、伝えていく、ということは、はたして当を得ているのだろうか?また、日常の観察はいったいどんな問題に注がれているのだろうか?今度、時間さえあれば、具体例を引きながら述べるとしよう。

 阿毛博客は今後もみなさんに楽しんでいただけるように、欲を持たずにほそぼそと書き続けるつもりだ。

 よいお年を!
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by amaodq78 | 2006-12-31 14:23 | 文事清流

等身大の日本「虫の眼」で在日中国人作家・毛丹青

 繊細な味わいの日本語エッセイを発表する傍ら、文学、演劇、音楽など幅広い分野で日中文化交流につとめる。今年だけでも中国のノーベル文学賞有力候補と言われる作家・莫言氏、新進気鋭の作家・余華氏といった文化人を招請。多彩な人脈は北京大学卒業後、研究者を目指し中国社会科学院哲学研究所の助手をしていたころ「高名な先生方の鞄持ちをしていて」知り合ったという。

 来日して、間もなく20年。三重大に留学したが、資金が続かなくなり、知り合いのつてで魚屋を開業。その後、商社勤務の合間に親鸞『歎異抄』中国語訳を手がけたのを機に、文筆活動を始めた。

 気取らない語り口ながら、作家としての基本姿勢は一本筋が通っている。それは「等身大の日本を、至近距離から見つめる“虫の眼”」。中国には伝統的に中華思想が強く、世界を見る“眼”は良くも悪くも巨視的な竜の目線になりがちだ。日本に対しても根底には「日本文化の基底は中国文化にある」との考えがある。

 1998年年刊行エッセイ集『にっぽん虫の眼紀行』(文春文庫)が今年、中国でも出版された。中国版には、中国から招いた知人の画家や写真家9人と一緒に日本各地を巡り、数多くの写真を取り入れた。「日本を徹底的に理解しようとする彼らとの仕事を通じて、私の日本へのアプローチもリフレッシュされました」。現代日本を切り取る写真30万枚を撮りため、中国で紹介する企画もあるという。

 半年前に開設した中国語ブログは、70万アクセスを超えた。最近では毎月のように中国各地の大学におもむき、「日本と私の日常」のテーマで講演している。「中国の若者たちの現代日本へのまなざしは熱く、それは反日デモのさなかでも変わらなかった。地味な努力だが、数年後には大きな結果につながることを夢見ています」

2006年12月7日『読売新聞』夕刊13面 人物さろん 写真・文 西田朋子

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by amaodq78 | 2006-12-10 14:35 | 新聞雑誌掲載文