カテゴリ:文事清流( 103 )

テレビ番組で紹介された『知日』

 テレビ朝日の50分番組で放送された『知日』という雑誌の成長ぶりですが、今日この話を北京編集部に紹介したところ、皆さん喜んでくれて、今度の一時帰国のときに映像もお見せしたい。そして、後日局からDVD入手次第、お土産として送りしたいと思っています。
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by amaodq78 | 2012-12-18 08:23 | 文事清流

ACCJ Tourism Forum

"ACCJ Kansai presents "One Kansai" Tourism Forum -- Bringing Tourism Back to Kansai" Presented by the American Chamber of Commerce in Japan at the Hyatt Regency, it comprised 4 guest panelists from the industry. It's goal was to help foster interest in and ways to encourage tourism after the 3/11/11 earthquake and tsunami in Japan.


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by amaodq78 | 2012-05-25 21:47 | 文事清流

講演旅行続く

 ふと思い出したのが、開高健著『夏の闇』の冒頭の一行である→「その頃も旅をしていた。」
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 実際のところ、僕は旅が好きというより、旅するということを必要としている人間である。どうしても、という感じでさえ持っているが、これからも続くだろうと思っている。

 今回、外務省派遣講師として、今月中旬から十日間、講演旅行を続けてきたが、とりわけ大連のホテルから眺める懐かしい風景、なぜか気持ちがほっとし、リラックスすることができた。写真はファイナル会場となった上海の同済大学のほか、洛陽師範大学、河南科学技術大学、鄭州大学、そして大連大学などの講演風景である。
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by amaodq78 | 2012-03-26 07:12 | 文事清流

上海の窓

 旅先では忙しい。慌ただしいばかりで何も成果がないとさえ思うときがある。でも、自分の忙しさを忘れると、突然別天地が開く瞬間がある。これは私ひとりの経験ではなく、周りの旅好きな男たちも口を揃えてそう言っている。

 今日の昼の便で日本に戻る。上海から大阪まで飛行機でわずか1時間35分、先週金曜日に北京から乗り換え便で武漢に行ったときも1時間半ほどだった。時間は公平だ。国内にいようが海外にいようが時間は公平にかかるわけだ。どうやら時間の感覚は空間の感覚よりもリアルらしく、見知った場所よりも、まず思考を惹起するのは時間のほうかもしれない。

 日曜の朝一番の便で、武漢から上海に戻ってきた。定刻より早く天河空港に着いたときに「麦麦麺」というラーメン屋に入った。看板には、はっきりと「麦」の字が二つ書いてあるのだが、若いウェイトレスたちは客が入ってくるたびに「麦麺にようこそ」と言うのだ。どう聞いてもやっぱり、彼女たちはもう一つの「麦」を省略している。少しでも手間をはぶきたいらしい。「麦」と「麦麦」では、意味は同じなのか、それとも違う意味になるのか、それは知らないけれども、このラーメン屋の名前はいっそ「麦麺」にしてしまったほうがいいのではないか。そのほうがウェイトレスは喜ぶだろう。

 朝には急ぐ用事もなかったので、ラーメンを食べながら、まったくとりとめもないことをあれこれと考えた。

 今朝起きて、ホテルの窓を開けたら、上海の朝の喧騒が徐々に部屋まで伝わってきた。本当は窓を開けなくても街のノイズは聞こえるのだが、やっぱり窓を開けて動画を撮影した。おかげで自分も大上海の朝の一部になれた。上海の若いいとこたちは今頃、朝自習をしている時間だろうか。

 昼、浦東空港についてから水餃子を食べた。キリンビールを頼んだら、瓶に「一番搾りの麦汁だけを使用しました」と書いてあったので、天河空港のラーメン屋を思い出した。ビールを飲みながらまた考え事をした。今度の考え事は、ちゃんと筋道がある。

 明日は車で京都のお寺に出かける予定だから、日本が晴れだといいな。
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by amaodq78 | 2011-12-03 10:44 | 文事清流

つい最近、フェイスブックを始めた!

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by amaodq78 | 2011-11-22 08:18 | 文事清流

TBS放送に出演

 TBS放送はネットからでも聞くことができます↓(10月30日から11月13日まで) ぜひ、どうぞ!
 嶌信彦『素晴らしく感動的に生きる人たちへのインタビューシリーズ』 
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by amaodq78 | 2011-11-03 10:29 | 文事清流

越境する文学への旅

 長年関西地区に住んでいる私にとって、この土地の文学の文脈に対する理解の多くは、空間の移動から出たものといえる。少なくとも自分自身の体で感じたものがときに小説のテキストよりも大きくなる。

 ある年のこと、作家の莫言氏が我が家に泊まった。朝早く一緒に散歩にでかけた。鉄道の高架をくぐり抜け、芦屋川沿いを海のほうに歩いていく。谷崎潤一郎記念館の前を通りかかったとき、私が説明するより早く、莫言氏が「見るからに大山だなぁ」と言った。

 彼の言葉の意味は「日本文学の山だ」ということだ。

 ある作家を理解しようとすると、その道は二つあるだろう。一つは作家の作品、もう一つは作家の経歴だ。この二つの道は同じ川の流れの中にある。村上春樹の小説が描き出しているのは彼の少年の頃の原風景であるように。水は活きて、今も昔も変わらず途切れることなく流れ続けるが、作家の生命の意義は最終的には、やはりその作品の解読可能性というものによって放出され、それがあれば後世まで名を残し長く衰えないものだ。

  阪神沿線には文学と関わりのある風景が数多くみられる。それらは私の読書の記憶を喚起する。北京大学の学生時代に読んだ「源氏物語」もその一つだ。風景は時間の移り変わりとともに徐々に一つの心象になっていく。「心象」とは、現実そのものとはかなり違うが、同時に現実の影によって心の中に息づく真実のイメージでもある。

 たとえば初めの頃、阪神電車に乗ると沿線の風景が「直線」ばかりに思えたものだ。様々なデザインのビルが揃って直線なのは、経済的合理性の要請によるものかもしれないが、多くの文学がこの沿線と関係があることを知るようになってくると、私は徐々に「曲線」に目を向けるようになった。沿線の海と川、遠くの山と鬱蒼とした林、さらには車窓を通して仰ぎ見る青空と白い雲といったもの達だ。

 さあ、今日も阪神沿線の風景を楽しもう。

 関連写真は今年9月8日、天津美術学院で開幕した写真映像展の様子↓
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by amaodq78 | 2011-09-19 08:39 | 文事清流

twitter & facetime for iPad2

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by amaodq78 | 2011-08-25 08:29 | 文事清流

タイトルが決まる

 写真展のタイトルがきまることは、僕の連載コラムにくらべて、相当大きい意味のあることである。連載の場合は、そのタイトルが作者以外に詳しくないから、呪文のような力をもっていて、実に不思議そのものだと思っている。しかし、写真展のタイトルが一度決まると、被写体へ向かう「総意」とでもいうようなカメラマン達の力のもとに進み始める。

 連載コラムに呪術性があるとすれば、写真展のタイトルほどそれが総意なるものはあるまい、と写真展を企画した僕は見ている。→『越境する文学への旅』 
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 『知日』第三号に特集し、今週月曜から中国全土で発売開始↑
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by amaodq78 | 2011-08-19 00:22 | 文事清流

ともに学生を思う

 学生って、こういうのが必要だな!初めてそう言われたのは20歳の頃である。発言の主は北京大学の若い教員、あたりまえのことを言う口調だった。とある茶話会というイベントについて言っただけなのに、やはりショックだった。

 その教員は、学生の何かを見抜いてそう言ったのだ。当時の僕は貧しく口数も少なく読書ばかりに入り浸る生活をしていた。「勉強熱心なヤツ」と見られていて、そんな自分のイメージを心地よく感じてもいたが、そこに一撃を加えたのは、ほかではなく教員企画の学生諸君のための茶話会であった。

 そして、30年近くが過ぎて、教員になった僕は今度、学生諸君のために茶話会を開いた。皆さんにたいへん喜んでもらえたブログやツイッターへのコメントなどを見ると、なぜかもうひとりの自分を昔のまま見たような気がして、幸せな気持ちになったのである。

 本校と神戸外大の学生諸君、ありがとう!
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by amaodq78 | 2011-07-06 21:38 | 文事清流