僧侶のお話

 秋田県を旅した。小さな町どこも過疎化と都市との格差でさびれきっていたが、どこへ行っても僧侶はかならずいるのに驚かされた。

 なんでも、日本に生まれた人は誰もが当たり前のように僧侶のいる風景をみせられ、年に何回か僧侶と会えるはずだという。

 際立った存在も特別な情景も日本にはない。なのに、僕に好奇心を抱かせた。仏陀が煩悩に勝るという瞬間は日本の日常にあるかもしれない。
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 後日からの旅は、道元を読むことからはじめるつもりなので、三ノ宮のジュンク堂で関連書籍をいっぱい買い込んだ。知人の立松和平『道元という生き方』は、僕の好きなテーマで午後にも読み終えたいものである。後は五木寛之先生の講演集も面白そう。

 ともかくしても、日本は海に囲まれた島国であるから、天然の国境にしっかりと守られながら、外国の侵略を直接受けた経験がない。この意味において、能天気な感性も豊かということも言えるかもしれない。
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by amaodq78 | 2007-12-04 21:12 | 文事清流
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