旅を楽しめばいい

 紀行文学に目覚めて、日本各地へ出かけ、旅行は北海道から沖縄まで、計4年間あまり、数十回も走りまわった。(写真は友人と北海道のローカル線の無人駅↓)
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 エッセイだけが唯一の収穫と見て、次の本を書くように、最近の出版社が絶えずに言ってくれた。このため、時間があれば、なるべく書くようにしているが、何も進展はない。それが僕にとって、ある種のスローライフであったかもしれない。

 映像も好きで、友人に勧められたりするなど、あれやこれやで、何となくいい気持ちになる。先日、新潟県の湯沢温泉へ旅したが、帰りは夜行列車。

 隣の男子生徒が眠りこけて床に落ちたせいか、まわりは一気に騒がしくなった。中にただただ「大丈夫か」と叫び、何回も注意してきたはずだと、ヒステリックな大声。担任の女性教員のようだ。

 このような派手な女性教員が居るのか。「鉄の女」ということが始めて身にしみた。いずれにせよ、日本の旅でなにかを書き続けている僕にとって、間違いなく楽しいひと時である。

 旅と言えばすぐに想起されるのは竹内敏信氏の美しい写真であり、指南書である。氏は、日本各地を写真撮影という立場で眺めることの大切さを指摘し、強調され、ビジュアル的な理解を大きく改められた功績は実に大きい。

 僕が月刊誌『旅』連載のため、竹内氏と一緒に仕事をした。彼の作品にいつも最大限の敬意を表したい。いまでも日本のどこかで旅すると、脳裏にはかならずと言ってもいいぐらい、氏の風景写真が浮かんでくるのである。
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by amaodq78 | 2007-02-04 09:16 | ノスタルジックな時間
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