刺激溢れる日々を送りたい友人

   見えない幾つもの輪が、われわれを繋いでいる。ちやほやされるのが好きだったり、人を差別するのではなく区別したりする。ことに中国人でも日本人でも、有名人の有名人好きにはうんざりさせられるケースがある。が、誰とでも別け隔てなく交際するというのも至難の業だったかもしれない。
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 序列や肩書が罷り通る社会は、なかなかなくならない。無論、人間関係というのは複雑にして不可解な部分も多い。ある時急接近したり、またある時は疎遠になったりする。毎日のように会っていても、何ひとつ記憶に残らない場合もある。木の幹に枝葉があるように、人と人が複雑に結びついたり絡み合ったりしている。最近、不思議なことに、幼稚園の同期生だった林君から20年ぶりに僕のところにメイルが届けられていた。

 彼は当然僕知っていることながら、映画や演劇がほかのどれよりも好きだった。昔、北京で彼から踊りと油絵までを学んだこともあった。そんな彼はいま、ニューヨーク在住で、著名な監督Martin Scorseseの元でスター俳優を目指しているという。友人自慢というか、とにかく夢を追うことになると尊敬してしまう。彼は小さい頃、世の中で最高にやりたい仕事は映画に出演すると信じて疑わなかった。誰よりも夢の部類だったように思う。

 写真は彼が出演したハリウッドの映画で、いい役も演じていたのではないか? 林君は独身で「毎日刺激溢れているよ」と、早口に言ったのである。
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by amaodq78 | 2007-01-19 18:15 | ノスタルジックな時間
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