知日のある風景

 友人の作家・莫言さんがテレビで記者にものの伝え方を問われて、本当に言いたいことが伝わるように言えばいいのだ、とこたえた。つまり、達意の話とはこれだが、話のすべてではないにしても、言いたい気持ちはここに尽くされている。

 最近、『知日』創刊という話題もあってか、中国中央テレビ(CCTV)が、出来れば神戸での取材をしたいというから、二年ぶりに密着を受けることにした。
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 日本をお伝えするということには、自分が何を言いたいのか自覚して、それを然るべき順番に並べなければならない。そうすれば伝えたい熱意は大概伝わるもので、別に「わかりやすい一語」など選ばなくてもいい。とはいえ、肝腎なところでわかりやすい言葉を選ぶことができれば、それに越したことはないわけなので、かかる選択の才能に恵まれた人は、達意の話がしゃべれる。「知日」への視線=鈴木玲子(『毎日新聞』)
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 来月の北京での編集会議も大きな楽しみである。
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by amaodq78 | 2011-01-20 05:53 | 文事清流
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